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にこにこ農園だより第104回

 

「金色(こんじき)の ちひさき鳥の かたちして 銀杏(いちょう)ちるなり 夕日の丘に」

(与謝野晶子)

 

晩秋から冬へと向う霜月の昼下がり、木枯らしが吹き始めると、

夕日に照らされた銀杏の葉がはらはらと舞い降りています。

まるで小さな鳥のように。

 

 

さて、にこにこ農園では、みかんが色づき始めました。

 

温州みかんを大きく分けると、

酸味が強くジューシーな極早生(ごくわせ、9月〜10月下旬)

ほどよい酸味と甘さの早生(わせ、10月下旬〜12月上旬)

酸味が少なく甘みが強い中生(なかて、11月下旬〜12月上旬)

コクのある甘さの晩生(おくて、12月下旬〜3月上旬)

となります。

 

皆様はどのあたりの味がお好きですか?

 

清末みかんは、ほのかな酸味としっかりした甘さで底味のあるみかんです。

どうぞ宜しくお願いします。